この記事の目次
あさりちゃんとは?
子供のころ読んで、面白かった記憶のある人も多いでしょう!
私も家に何巻か漫画があって、楽しんで読んでいました。
今回約20年ぶりに『あさりちゃん』を読んでみたら、子供の頃の印象をはるかに超えるハチャメチャぶりで、新しい視点で楽しめたので感想を書きました!
今回呼んだのは『あさりちゃん 1』です!(室山まゆみ 『あさりちゃん 1』, 小学館 てんとう虫コミックス, 発売日1980.04.26)
子供のときに読んだのは何巻か忘れてしまったので、もしかしたら今回のエピソードは初見だったかもしれません。
日本一元気な小学4年生のあさりには、ケンカの強い姉のタタミや、さらに強い母のさんごがいる。この強敵2人をたおすため、あさりのハチャメチャなギャグパワーはいつも全開!この3人のドタバタギャグバトルに、父のいわしは毎日たじたじ…。浜野家の大騒動に爆笑!元気いっぱいの明るい美少女(?)あさりちゃんが巻き起こす、痛快ドタバタコメディー!!
小学館 あさりちゃん 1 〈 電子版情報 〉(アクセスした日:2023年1月27日)
・作者:室山まゆみさん
・小学館漫画賞受賞作品(参考:SHOGAKUKAN COMIC 「小学館漫画賞歴代受賞作品」 第31回 小学館漫画賞受賞作品 (アクセスした日:2023年1月27日))※「第59回 小学館漫画賞受賞作品」では審査委員特別賞
『あさりちゃん』の作者の室山まゆみさんとは?
知っている人も多いと思いますが、室山まゆみさんは姉妹で2人での漫画家さんです。
姉 室山眞弓さん
妹 室山眞里子さん
(参考:漫画『あさりちゃん』公式サイト 「室山まゆみ先生 プロフィール」室山まゆみ先生プロフィール (アクセスした日:2023年1月27日))
漫画本の中でも室山まゆみさんのイラストが描かれているページがある巻もありましたよね!(子供の頃読んでいた記憶ではたしか・・・)
親しみのある人は多いでしょう!
子供のときに読んだ印象
私が読んでいたのは、おそらく幼稚園から小学校低学年くらいの間の年齢だったと思います。
そのときの『あさりちゃん』の印象はこんな感じでした!
・面白いギャグマンガ!
・おねえちゃんのタタミは優秀で、あさりちゃんはアホかわいいお笑いキャラ
・たまにホラーな話が入っていて、今でも思い出すことができる・・・。
20年ぶりに『あさりちゃん』を読んだ感想
それでは、20年ぶりに『あさりちゃん』を読んだ感想をお話しします!
若干ネタバレも入っているので、まっさらな状態で読みたい方は気をつけてくださいね!
絵の迫力がすごい
まず思ったのは、「絵の迫力に圧倒される」ということです!!
とにかく迫力とエネルギーがすごくて一気にあさりちゃんの世界に引きずり込まれます。笑
ギャグシーンも迫力があるし、ハチャメチャ具合とあさりちゃんの悪ガキ具合が強調されるような感じがしました。
目が充血したり、目の周りが黒くなったりと、懐かしのあのキャラクターたちを見て「ああああ、こういう漫画だった!!」と思い出すのは楽しかったです。笑
あさりちゃん有能すぎる
もちろんギャグマンガだからということもあるのですが、意外にも小学生とは考えられないほど有能すぎてびっくりしました。笑
「これできる人そんなにいないよ?」と思えることがすんなりと描写されてて、大人になってから読むと「え笑笑」という新たな面白さがあります。
小学生にして、屋根の補強を任される
実際にできたかできてないかは別として、確実に屋根に登って作業していたのはすごすぎです。
しかも「小学生でも屋根の補強ができる」とお母さんが認識しているのか、それを任せようとしてくるのもなかなかのスパルタです。笑
私だったら屋根に上ることすら躊躇してしまいます!
芸術のセンスがすごすぎる
姉妹で彫刻をするシーンがあるのですが、信じられないほどうますぎてびっくりします!
小学生でそんなにセンスがあるのなら、彫刻家を目指していったらいいんじゃないかと思うほど・・・!
結局作品として残ったかどうかは別として、作品の様子は美術館に飾っていてもおかしくない感じです。
子どもの頃の印象では「アホかわいいキャラ」という印象でしたが、今読むとこんなにも才能に秀でていることが驚きです!!
ハチャメチャで過激な表現
ギャグシーンの展開にスピード感があって、想像を超えてくる感じが面白いのも魅力です!
しかし表現が過激で、大人になってから読むとびっくりする・・・。
もちろんギャグマンガでフィクションだからこその展開だと思いますが、久しぶりだとその世界観に慣れてくるまでは「こんな表現をしていいの!?」と驚きの連続です!!
もちろん面白くてあっという間に1冊読んでしまうのですが!笑
フィクションとはいえ、かわいそうすぎる場面も💧
「これが現実に起きていることなら・・・」と考えてしまうと、なんだかつらくなってしまう場面もありました。笑
きっと大人になってから読んだからこそ、そう考えてしまったのでしょうね。
子供のときに読んだときは、「本当に面白い!!」という印象しかなかったですから。
最初は「かわいそう」と思ったときがあったものの、あさりちゃんの世界観にふれていくうちにギャグの1つとしてすんなり入ってきて、子供のときのように面白味を感じることができました!
「姉妹がいたらこうなるのだろうか」とこわくなる
わたしは一人っ子なのですが、姉妹って、こんなに過激な喧嘩をするものなんですか?笑
でもたしかに聞いた話では手や足が出ると言っていた人もいたので、兄弟げんかってそんなものなんでしょうね。
私が兄弟姉妹を得ることはもう年齢的になさそうですが、母親になったときに子供たちの喧嘩が激しかったらこわいなって思います。笑
大人になったからこそ分かるネタも
大人になったからこそ分かるネタも一部入っていて、そのことに気づけたのも嬉しかったです。
そして、子供時代はただ面白い面白いと読んでいた漫画が、大人になってから読むと最初は客観的に読めたので、いかにエネルギーのあるハチャメチャで面白い作品かっていうのが分かりました!
毎回面白いし、飽きさせない展開で作者さんすごいな・・・。
おねえちゃんのタタミはまともキャラだと思っていた!!
おねえちゃんのタタミは、私が子供の頃は「優等生でまとも」というキャラクターだと思っていたのですが、実際読んでみると、あさりちゃんと同じようなポジションに立っていることもある気がしました!
けっこう子供らしいキャラクターという印象を感じたのは自分のなかでも意外・・・。
お母さんもタタミもあさりちゃんもパワフルなので、この家族で育ったら強くなれそうですね。笑
大人になってからもあっという間に楽しめるのでおすすめです!
「懐かしい・・・」と思って、再び読もうと思っている人はぜひ読んでみてください!
大人になって忘れていた感覚が再び得られて、なんかエネルギーがもらえたような気がしました!
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