【効果を感じた本も紹介】自分ばかりがなんでこんなに辛い思いをしているんだろう・・・

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「なんで自分ばかりがこんなに辛い思いをしなくちゃいけないの!?」と思っているとき

「病気も続くし、めざしていた理想からはかけ離れた生活になってしまった。ほかの友達は順調に社会生活をおくっているのに・・・」
「職場では利用され騙されていた気がするし、ほかの職場でも冷たい人に絡まれて自信がなくなってしまった。なんで自分ばっかりこんな扱いされるの?」

など、自分に起きているつらいできごとが続くと「どうして自分ばかりつらい思いをしなきゃいけないの?不公平だ!」と思ってしまいますよね。
上で紹介した感情は、実は2つとも実際にわたしが感じていたことです。💧

そう感じてしまうとどんどん自信をなくしてしまうし、日常生活でのちょっとしたことにも「自分だからこんな扱いを受けるんだ」と被害妄想のように膨らんでいってしまうんですよね。

この記事では、わたしが「つらい思いは無駄じゃない。得られるものがある」と思う理由や、実際に読んでみてわたしに効果を感じた本を紹介しています!

あなたの考え方も楽な気持ちになるかもしれません!

本当に「自分ばかりが辛い思いをしている」のだろうか?

誰かがもっとつらい状況にいることを知って「あ・・・わたしってまだそんなにつらくなかったんだ・・・」と心が冷静になる感覚を感じたことはありますか?

わたしは当時、抑うつ状態になったことや虚血性?腸炎での入院が立て続いて、不幸ばかりがおきる状況に「なんで自分ばかり・・・」と不安を感じて自信もなくなっていました。

しかし友人の話を聞いてみると、仕事でリーダー職を任されたことのプレッシャーで休日も憂鬱で何もできなかったり、重要な仕事なので何度も何度も確認してしまうというつらい現状があるようでした。
一見キャリアも得て、リーダーも任されて順風満帆に見える友人でしたが、わたしよりも精神的に追い詰められているようでした。

わたしもわたしでつらいことはつらかったのですが、苦しむ人を目の当たりにすると「わたしはなんで抑うつになったり入院したくらいで、負けそうになってたんだろう」と感じました。


それと同じで、世の中には様々な苦しみをかかえている人がたくさんいます。
順調そうに見えても、プライベートのマイナスの話をしないから分からないだけかもしれません。

持病をかかえている人もいれば、家庭環境で心の傷をおった人、愛する人が亡くなってしまった人、残業の日々で職場はギスギスし毎日の生活に希望を感じられない人、借金がプレッシャーとしてずっと自分にのしかかってきている人、ホルモンバランスが乱れて感情のコントロールができない自分に嫌になってしまっている人・・・いろんな人がいるでしょう。

そういうこともあたりまえのように起こってしまう世界だと知り、認めてしまえば「みんなつらい思いをしているし、わたしがつらい思いをすることだってあるよね。わたしだけでなく、みんなもそうなんだから」と思えるかもしれません。

それに、「つらい思いをすることで得られるものがある」とわたしは感じています。

辛い思いをすることで得られるもの

人はひとりひとり、別の人間です。
話が合ったり価値観が似ていることはあっても、同一の人間は1人もいません。

他人の感情や経験は、自分の感情や経験とは違います。
どんなに大変でつらかったと聞いても、別の人間なのでその人の感情を同じように感じることはできないと思います。

しかし、みんながその人の気持ちを想像するしかないなかで、その人に一番寄り添えるのは「同じことを経験した人」だと思います。

もしあなたにとって大切な人が落ち込んで苦しんでいるときに、その人の目線に立ってより深い気持ちでよりそえたり助言することができるというのは、同じ苦しみを味わったあなただからこそ、できることです。

大事な人の力になれるというのが、すごくすばらしい財産だと分かりますよね。


他人の感情なんて、別々の人間なのだから分からないのが普通だとしたら・・・
自分の経験をもとに他人の感情に深く共感できるのは人生最大の感動であり、目的なんじゃないかとも思っています。

対処法として効果があったおすすめの本

なんで自分だけ・・・と考えてしまうと、暗い気持ちになり怒りも湧いてきますよね。
わたしも苦しんでいたので、救いを求めるように本を読んでいました。

次にお勧めする本は、どちらも実際にわたしに効果があったと感じる本です。

『メンタルが強い人がやめた13の習慣』

著者自身が苦しんでいたこともありますが、この本にはいろいろな人の事例についても書かれており、体験的にスッと理解することができます。
とても読みやすく分かりやすい本で、読んでいると「書いてあることを心がけよう」と実践したい気持ちになります。実は私の母の分も一冊買って送りつけてしまったくらい、とても良い本です。

特に『「自分を哀れむ習慣」をやめる』という項目は、「自分ばかり」と悩んでいる人にはドンピシャかもしれません。
興味があるかたは試し読みしてみてください。

エイミー・モーリン (著)、『メンタルが強い人がやめた13の習慣 (講談社+α新書)』、長澤 あかね (翻訳)、出版社講談社、発売日2019/10/19、本の長さ240ページ

『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート 』

この本では具体的なワークを紹介してくれているので、実践しながら習慣づけることができます

特によかったワークは、習慣づけたことによって「私って意外と幸せなんだ」と実際に明るい気持ちになることができました。😺
不幸に目を向けるのではなく、感謝できることがたくさんあって恵まれていると感じることができました。

ほかにも自己肯定感を高めるワークが様々載っているので、もともと自己肯定感に悩んでいる方にもおすすめできます。

中島輝 (著), 『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』,出版社 SBクリエイティブ, 発売日 2019/11/20, 本の長さ 288ページ

自分がどこに目を向けるか

わたしもたびたび「自分ばかり・・・」というモードに入ってしまうときがありますが、やはり自分が何を重視して見ようとするかで気分も変わっていきます。

現実が考え方でがらりと違うように見えるのなら、試してみる価値はありますよね!

Larisa KoshkinaによるPixabayからの画像
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