【感想】『「あの人がいるだけで会社がしんどい……」がラクになる 職場のめんどくさい人から自分を守る心理学』を読んでみた

『「あの人がいるだけで会社がしんどい……」がラクになる 職場のめんどくさい人から自分を守る心理学』は、職場を生き抜く武器になる。

職場にめんどくさい人がいるだけで、毎日の勤務がすごく憂鬱になりますよね。
わたしも仕事後や休日にもその人のことを考えてしまって、本当にストレスがたまりました。

今回読んだ本は、『「あの人がいるだけで会社がしんどい……」がラクになる 職場のめんどくさい人から自分を守る心理学』という本です。

この本を読むまでは「なぜあの職場でも、この職場でも、自分はあんな扱いを受けなければならなかったんだ」と悲しく自信をなくしていたのですが、この本を読んでからは「わたしの振る舞いは、めんどくさい人からターゲットにされやすい態度だったのだな・・・」と知ることができました。

しかも自分では良かれと思ってやっていた振る舞いがです！！

結論から言うと、この本は上司や同僚などの相手別に具体的な対処法を教えてくれるので、とても実用性が高いと思いました。
私がしていた振る舞いが逆効果だったことも、この本を読まなければ知ることができませんでした。今後のことを考えると読んでよかったと思います。

興味のある方は、Kindle版だと価格が大幅に安くなるのでおすすめです。（2022年12月21日時点での情報です。正確な価格は変更があるかもしれないので販売サイトを見てくださいね！）
電子書籍だと電車でも読めるので、知識で自分を強化しながら前向きに職場に通勤できるのでいいですよね。

この本の魅力とは

この本の魅力について、読んだ感想をまとめました！

職場でめんどくさい人の心理と、相手別の具体的な対処法を教えてくれる

本のタイトルにも『心理学』とあるように、職場でめんどくさい人の心理も教えてくれます。
また、「上司」「部下」「同僚」などの相手別に具体的な対処法を教えてくれるので、実践しやすいと感じました。

著者の井上さんは産業医として多くの人の相談を受けてきました。
実際の働く人の悩みや状況を直に感じられてきたからこそ、アドバイスも無理がなく実用的なものになっているのではないかと思います。

今までの自分の常識を変えてくれる

わたしが今まで心がけていた振る舞いが、めんどくさい人にとってはターゲットにされやすいものだったとは知らずに愕然としました・・・。笑

それを知らずに今後も働こうとしていたら、きっとまた同じように嫌な思いをしていたかもしれません。
知るのと知らないのでは全然違うと実感しました。

そして、本で推奨されている行動を「罪悪感を持たずに割り切ってしよう」と思わせてくれるのもポイントです。
初めは勇気が必要かもしれませんが、本のなかでは実際の成功事例も紹介してくれていたので「めんどくさい人にあたってしまったら、今度からわたしもやってみよう」と思えました。

「自分にもできるかもしれない」という気持ちを与えてくれる

わたしは20代にして過去2回、職場にいる強烈なめんどくさい人と関わったことがあります。（違う職場です）
わたしが抑うつ状態になってしまった原因の1つだとも思っているので、本当に嫌な思い出でした。

「今後、どこの職場でもそういう人はいるんじゃないか・・・もう働きたくない！」と絶望的な気分になっていましたが、この本を読んで具体的な対処法を知ったことで「もしかしたら自分でも大丈夫かな・・・」と思えるようになりました。

今まで職場ではノーガードでしたが、めんどくさい人なんかに大切な自分を傷つけられていいはずがありません。
相手から攻撃を受けないために、少し気合を入れて自分を守ろうと思いなおすことができました。

具体的な知識を知って、自分を守ろう！

人に優しく生きている私たちが、問題のある他人によって傷つけられていいわけがありません！
落ち込んでしまって職場のめんどくさい人のことを考えるのも苦痛だと思いますが、対処法を検索して改善しようと思えている今だからこそ、知識で自分を守っていく良いチャンスだと思います。

わたしが働くのが嫌になってしまったように、あなたみたいな人がどんどん社会からいなくなってしまったら、社会はより働きづらい場所になるでしょう。
常識的で優しいあなただからこそ、ぜひこの問題を乗り越えて（わたしも頑張ります）良い社会にしていきましょう！