【過ごし方】抑うつ・うつ病の自宅療養が暇・・・オススメの趣味4選

回復してきて何かをやりたくなったときに参考にしてほしい

私は抑うつ状態と診断されて、約9か月自宅療養をしていました。

自宅療養と言っても、定期的にクリニックやカウンセリングに通う以外は何をしていいのか分からず、暇な時間に困っていました。

抑うつだった当時は、忙しい家族を横目に家でゆっくりしているだけで罪悪感を感じていましたが、何もすることがない状態は、さらに自分をマイナスに見てしまっていました。

もしかしたら、私と同じように暇でつらい思いをしている方もいるかもしれません。

今であれば「暇で何が悪い！」と思えるのですが、やはり抑うつやうつの症状に悩まされているときは、暇な時間がしんどいですよね。

私も暇でつらいときはありましたが、回復し始めてからは、自分にできる趣味に没頭するようにしていました。

これから私が好きだった趣味を紹介しますので、興味があればぜひやってみてください♪

※私は軽度の症状だったので、もっとつらい症状の方がいたら、この記事で紹介していることは負担になってしまうかもしれません。そんな方は、まずは自分に優しくして、ゆっくり、しっかり、思いっきり、自分を休ませてあげてくださいね。

回復してきて何かやることがほしいと思っている方にはおすすめのものばかりなので、ぜひやってみてください。

簡単まとめ

趣味で私に起きた良い変化

うつや抑うつだと診断されたときは、ショックでどんよりとしてしまいますよね。療養中も、気分が良い期間や不安定な期間を繰り返して、治るのか不安に思っていました。

自宅療養中も罪悪感がでてしまいがちですが、私がカウンセラーの方に言われたように、「この期間はあなたに与えられたご褒美」だと思って、しっかり休みながら無理のないように自分の好きなことをするのがいいと思います。

あなたのご褒美の時間は、大切なあなたのために、あなたを労わったり甘やかしてあげる時間にしましょうね。

せっかくたくさん時間があるので、こういうときにしかできないことにチャレンジするのもいいでしょう。

私が実際に趣味をしていて助けられたと思ったのは、すごく精神的に楽になるからです。

何かに集中していれば、昔の嫌なことを思い出したり、自分を責めてしまう時間も減ると思います。
「有意義に時間を使えている」と自分で思えることも、安心感につながりますよね。

また、これから紹介するものの中には、自分でつくったという成果を得られるものがあります。

達成感を得て、自分を褒めるチャンスも生まれるし、家族と暮らしている人は、家族にプレゼントをして喜ばれる可能性もあります。

実際に私も家族に喜んでもらって、「こんな自分でも良いことができた」と思えました。

おすすめの趣味 4選

お菓子作り

ケーキやクッキーなど、お菓子作りは手間がかかるイメージがあったり、材料が揃っていなかったりと、なかなか取り掛かりづらいですよね。

でもこんなに時間がある時だからこそ、今だったらチャレンジできちゃうんです。

興味がある人は、レシピを順番どおりに確認しながらやってみてください。

作っている間も新鮮で楽しいし、おいしいものができると、食べても幸せな気持ちになれますよ♪

家族と住んでいる人は、うまくできたら家族にあげることもできます。

それで喜ばれたときは、自宅療養で家にいる私でも誰かを喜ばせられたと、少し幸せな気持ちになれました。

興味のあったお菓子を何種類か作ってみた結果、簡単でとろけるようなおいしさの生チョコ作りにハマってしまいました。

材料も生クリーム、チョコレート、(ココアパウダー)のみと少なく、手順も簡単であんなにおいしいので、ぜひおすすめです♪

cookpadで紹介されている、momocoさんの生チョコレシピです。簡単でとてもおいしかったです！！

https://cookpad.com/recipe/238709

ソープカービング

ソープカービングとは、石鹸に花や模様を彫って作品をつくることです！

ネットでカービングナイフさえ買ってしまえば、あとは牛乳石鹸や花王石鹸ホワイトなどの、スーパーや薬局で売っている石鹸でできるので、用意するのも簡単です。

Youtubeにもソープカービングの彫り方が載っていますが、私は本屋さんで写真付きの本を買っていました。
綺麗な作品の写真が載っているので、どれを作ろうか考えながら、雑誌感覚で見ているだけでも癒されます。

最初はもちろん初めてなので難しいのですが、慣れてくると4時間くらい集中して作業してしまいます。
彫っている間は、石鹸の清潔ないい香りにつつまれるので、アロマのように癒されていました。

あっという間に時間が過ぎるので、暇で苦しむこともないし、とても綺麗でいい香りなので、私にとってとてもありがたい趣味になりました。

デザインが綺麗なものが多く、よくできたものを家族にあげると、とても喜ばれました。

失敗した石鹸はお風呂でも使えるので便利です♪

彫るのに使うカービングナイフは、自己流でやるとケガをしてしまう可能性もあるので、手順やカービングナイフの扱い方をしっかりチェックしてからにしましょうね。

読書

私はこの時期にキリスト教の本を読んだことで、つらいときでも救われるような考え方を知りました。
今までキリスト教にはあまり興味がなかったのですが、どん底にいるようなときだったからこそ、新しい見方を求めることができ、今では神様を信じています。

その他にも、自分を精神的に支えてくれそうな本を読んでいました。もちろん症状があるので、本を読んですぐに治るということはありませんが、気持ちが楽になる時もあるのでおすすめです。

興味のあった資格の勉強

TOEIC

私は英語が好きだったので、再就職に有利になりそうなTOEICの勉強をしていました。母は私が勉強を始めるとき、落ち込んだり無理をしないようにと心配してくれましたが、私自身すぐに結果が出ることはないと分かっていましたし、発症から約4か月経って勉強できるくらいに回復していたこともあり、受験することに決めました。

じっくりと英語漬けになれる期間は留学のとき以来だったので、新鮮味があり充実していました。

何より、勉強して時間を有効に使っているという安心感を当時感じていました。

小型船舶免許

潮風を浴びるのも好きだったので、かなり回復してからは思い切って小型船舶免許を取りに行きました。

求人広告を見ても、ネガティブなイメージばかりであまり働きたいところを見つけられずにいましたが、船関連の仕事があるなら少しわくわくする気持ちがありました。

「もし小型船舶免許を取ったら、船の仕事の求人につけるかもしれない。人と関わるより、海や川でのんびり操船していたほうが心が楽だ。」と決心して、スクールに申し込みました。

自宅療養中、ずっと家に引きこもりがちで社会との接点はありませんでしたが、先生も周りの人も、そんなこと想像もしていないように普通に接してくれるので、社会と関わって良いイメージが得られました。

海の男というような感じの先生に強い口調で注意されたときは、実は少し涙が出てしまったのですが、暑かったので汗を拭くふりをしてごまかしました。(笑)

お昼ご飯を食べているときに、先生がフォローを入れてくれたり楽しく会話してくれたので、良い一日を終えることができました。

小型船舶免許に興味がある方は、こちらの記事も見てみてください。

https://nekokini.com/kogatasenpaku-siken-nagare/

https://nekokini.com/kogatasenpaku-siken-benkyou/

【絶対にお勧め】朝散歩

朝散歩はクリニックのお医者さんに勧められて、その存在を知りました。実際に私も毎日散歩に行くようになってから、気分が安定してきたと感じるようになりました。

もしかしたら、症状が回復してきたおかげということもあるかもしれませんが、「朝散歩」と検索するとその効果について説明した、たくさんのサイトが出てきます。

朝散歩については、おすすめの本と一緒にこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

https://nekokini.com/yokuutu-zaiakukan/

動ける人は、毎日行くようにするのが本当におすすめです！

まとめ

さいごに

私が実際にして、良いと思った趣味をご紹介しましたが、人それぞれ好みも得意なことも違うと思うので、一番はあなたがやってみたかったことにチャレンジしてみるのが良いと思います。

自宅療養中は症状の重さや気分の波で思うようにいかないときも多いかもしれませんが、そんなときでもあなたのことを一番に労わって、自分を責めないでくださいね。

疲れたら休むようにして、無理はしないようにしましょう。

自宅療養期間は長いと思いますが、しっかり休むことが必要なので、趣味などで気分転換しながらのんびりと療養してくださいね♪