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私も抑うつ状態で自宅療養をしていました
この記事をクリックして、ページを開いてくれてありがとうございます。
読むのが疲れる人は、無理しないでくださいね!
特に伝えたいところは文字を強調しておくので、そこだけ見たら分かるようにしてみます♪
これを読んであなたの心が軽くなりますように・・・。
私は抑うつ状態と診断されて、自宅療養を半年以上していました。
今では回復して、診断前とは違う新しい考え方を持って、毎日に恵みを感じています。
抑うつやうつと診断されたときは「やっぱり・・・」と思う一方で、「ついに自分が」と少しショックな気持ちになりました。
そして仕事をどうするかとか、家族にどう言おうかとか、心がざわざわしたのを覚えています。
自宅療養中は、症状の変化に一喜一憂したり、何か月も治らないことに焦って「このまま治らないのかな」と暗い気持ちになったりしていました。
「私と同じような人は回復したのかな」「どのくらい時間がたてば治るんだろう」「ずっと休んでいる自分が嫌だ」
そう考えてもんもんとしていました。
長い間休んだ結果パートを始められるくらいにまで回復しましたが、当時は自宅療養でずっと休んでいることへの罪悪感でうつうつとしてしまい、せっかく自分に与えられた療養期間なのに自分のことを責めてしまいました。
今ではもったいなかったと思っています。
きっと私と同じように、やるせない気持ちで毎日を過ごしている方もいるでしょう。
そんな方に向けて、抑うつを経験した私だから身をもって言えるメッセージを伝えられたら嬉しいです。
私は軽度の抑うつ状態だったので、症状は軽いほうだったかもしれません。薬も最初の1、2週間しか飲みませんでした。
人それぞれ回復するタイミングも神様が導いていると思いますから、私より重い症状の方も焦らないでくださいね。
あなたは一人じゃないですよ。
この記事の簡単まとめ メッセージ
- 軽度の抑うつだったため、8~9か月くらいでパートを始められるくらいに回復
- 時間がかかっても焦らないで、「回復する」と信じる
- 他人の目は気にせず、自分を徹底的に大切にする
- 療養期間はつらいけど、「頑張っていた自分に思いきりご褒美をあげる時間」と割り切る
- 体が動く人は、午前中の散歩だけは、なるべく行くのがおすすめ!
実体験と、あなたが人の目を気にせず休んでもいい3つの根拠
私はパートを始められるまで回復するのに8~9か月かかりました。
きっと症状が軽かったので早いほうだと思うのですが、それでもこの約9か月は「一生このままなんじゃないか」と思うような、先の見えない不安を感じながら時間を過ごしてきました。
「心の傷は体の傷よりもずっと、治るのに時間がかかる」という言葉は、当時通っていたクリニックでお医者さんに言われたものです。
「季節単位で時間がかかっていく」と初めに言われていたので、「治るのには時間がかかるものなんだ」と頭では理解していました。
とはいえ、私の場合は新年度まで (発症から4か月後まで) にできるだけ治して働きたいという理想があったので、3月頃に焦って頻繁に泣いたり、例としてお医者さんに「半年くらいで治る(人もいるかも)」と言われたのを強烈にインプットしていたので、半年が近くなると「半年過ぎても治らないじゃないか」と動揺していました。
早く働きたい気持ちから、予想していたよりも時間がかかっていることに納得ができなくて、「なんで私は治るのが遅いんだ」「私の生活に何か問題があるんじゃないか」と自分を責めながら、医者に泣きながらあたったこともあります。(汗)
だからあなたの治らずにつらい気持ちはよく分かります。
しかし私のように、焦ったり、社会の流れに沿っていないように思える自分を責めても、それは回復からは逆方向に向かうことだと思います。
自分のために療養する時間をあげて、自分を大切にしてあげる時間ですから、長くかかったとしても、そんな頑張っている自分を受け入れてうまく付き合っていきましょう。
私もつらい時間ではありましたが、自分と時間を過ごした結果、今まで気づかなかったことに気づいて、新しい価値観を試しながらのびのびと生きています。
あなたもきっと、元通り以上になると思います。
私がそうだったように、あなたも仕事の人たちや家族にどう思われているか、友人に知られたらどんな反応をされるか、考えてこわくなっているかもしれません。
でも、人にマイナスに思われたとしても気にしなくていいのです。
なぜなら、その人の考えがあなたを支配するわけではないから。
といっても、「そんなの気にするに決まってるじゃん!」と思う人もいるでしょう。
私も人に「気にしなくていい」と言われても、「私は気にしてしまうし」と少しムッとしていました。(笑)
ですから、ここから先は参考程度に読んでくれたら嬉しいです。
この考えに気づいたのはかなり回復してからで、うつ真っ盛りのときに聞いてもすっと入ってこなかったかもしれません。
キリスト教的な考えになりますが、人はみんな神様につくられてこの世界に来ているので、神様は父親や大地のような存在ですべての人を子どもみたいに愛していると思います。
つまり、みんなそれぞれ同じように尊い存在です。
だから私はこう考えています。
社会では上司や年上、発言力の強い人、大多数の意見、それによって作られる慣習を重視してしまう人が多いですが、たった一人のあなたもその人たちと同じように尊いので、その人たちの存在のために自分を犠牲にしなくていいのです。
あなたの命も神様に愛されているので、ほかの人にどう思われようが、同じ価値を持つあなたの選択を大事にしてくださいね。
どうしても相手のことが気になってしまったり、何か言われてしまったら、とても傷ついたり感情的になってしまう時期だと思いますが、傷ついて感情的になること自体、責められるような悪いことではないと思いますし、自分でも自分のことを責めずに「そういう時期・そういう症状だから仕方ない」「それは傷つくよね」と自分を受け入れてあげるようにしてみましょう。
社会では、「ニート」や「無職」という言葉に悪いイメージがあるかもしれません。
その人がどんな人生を送っているのか、知りもしないのにです。
私自身も社会的な評価に敏感だったので、自分を社会の基準に合わせられるように無理をしていました。
仕事を辞めてずっと自宅療養をしていたときも、「私は働いていない」「実家に養ってもらって、家族はどう思ってるんだろう」と自分のセルフイメージも悪くなっていました。
家族の本心を探そうと、私への行動を細かくチェックしてしまっていたこともありました。(笑)
そんなとき、カウンセラーの方に言われたことで覚えている言葉があります。
「働かなくて誰に迷惑をかけているの?誰にも迷惑をかけていないよ」
この言葉を受け、そうはいっても家に無職の私がのんびりしているだけで、忙しい家族は嫌だろうと思っていた私が反発すると
「あなたが思っているよりも、家族はそんなにあなたのことを気にしていないと思う」
と教えられ、この言葉にかなり救われました。
私は自分がどう思われるか気にしていたけど、相手がそんなに気にしていないなら、案外自由にしててもいいのかもしれない・・・
「働かなくても人間失格ではない」と頭では理解できていても、自分のこととなるとなかなか受け入れられませんでしたが、この考えには救われました。
金銭的に働く必要がある人もいると思いますが、今までのペースでは働かずに、パートや短時間勤務などで自分を労わりながら様子を見てくださいね。
もし使える支援制度があれば、大切なあなたのために申し込みましょう!
いつも頑張って働いたり、税金を納めたりしていたのだから、こういうときこそ制度を利用して支援を求めてもいいと思います♪
働く必要がない人は、自宅療養のつらい時期ではありますが、お医者さんに言われたことを意識しながら、休むことに専念しましょうね。
これもカウンセラーの方に言われたことですが、「これから先長い人生の間でこれっぽっちの休養時間」ですから「あなたのためにご褒美だと思って贅沢に使っていい」のです。
今思うと、回復していないときに無理して働いてしまっていたら「とりあえず社会に関わっている」という、ごまかしの自己肯定感を得ていたかもしれません。
本当は働いていなかったとしても、自分自身の命の価値や本質的な自己肯定感には関係がないのに・・・。
あなたが回復するまで、ゆっくりしてくださいね。
朝散歩は本当に効果があった!
朝散歩することが、症状の改善に良いと聞いたことがありますか?
私は朝散歩についてはクリニックのお医者さんから指示されていました。
回復して動けるようになったのに、なんだかだるいし朝寝ていたい気持ちがあって朝散歩をしていなかったのですが、クリニックで強めに注意されてしまい、朝散歩を習慣化させることにしました。
すると、もちろん日によって気分にムラはあるし最初のころは効果が分からないときもあったのですが、続けていくと「最近気分が安定しているな」と思うようになりました。
もちろん人によって効果が異なることもあると思いますが、わたしはおすすめです!
重い症状の方や、まだ休養が必要だと医師に指示されている方は、ちゃんとお医者さんにタイミングを聞いて自分のペースでしましょうね♪
まとめ
- 他人は気にせず、大切な自分を徹底的に労わってあげましょう。
- 療養期間はつらいと思いますが、時間がかかっても焦らずに、今まで大変な思いをして頑張っていた自分に「思いきりご褒美をあげる時間」と割り切りましょう。
- 体が動く人は、午前中の散歩は私には効果があったので、行くのがおすすめです!
時間はかかるけど、回復すると信じて過ごしてくださいね。
回復してからでも働くことはできますから、今はたくさんゆっくりしてください。
うつや抑うつと診断されて暗い気持ちでいる人もいると思いますが、これはあなたに与えられた自分を見つめなおすためのギフトだと思います。
大切なあなたを十分に休ませてあげてください。
他の人にどう思われているか気になってしまうかもしれませんが、他の人と同じくらいあなたの選択も尊いものなので、まずはあなたファーストでいきましょう!
それでもまた罪悪感を感じてしまったら、いつでもここに戻ってきてください。
私は何度でも言います。
あなたはたくさん休んでいいし、神様がつくった尊くて大切な存在です。