この記事の目次
何もしたくない・・・
「がんばっていたけど、なんか最近心身ともに重い・・・」「あんなことがあってから、何もする気がおきない」
そう思ってこの記事を読んでいるかたも多いでしょう。
理想にむかって仕事をがんばっていたあなただからこそ、そのような気持ちになっているのかもしれません。
結論から言うと、まずはじぶんを労わってゆっくり楽しくすごすことが大切です!
わたしも契約社員時代に会社がブラックで、「何もしたくないしからだが重い・・・」と思っていました。
その経験をふまえて、解決方法を一緒に考えていきたいとおもいます!
仕事に疲れてなにもしたくなくなってしまう理由
まずは「仕事に疲れてなにもしたくなくなってしまう理由」について見ていきましょう。
「なにもしたくない」と思ってしまうくらい頑張ってきたあなたは、誰が何と言おうが休んでいいのです!
ここに書いていない理由でも、それはあなたの心の声なので大切に受けいれて自分を休ませてあげてくださいね!
理由① 現実と理想のギャップに苦しんでいるから
仕事をする意味が分からなくなった
今まで頑張っていた目的を見失ってしまったり、働いているうちに「私が仕事をしなくてもお客さんは困らないのかな?」と感じてしまったり・・・
仕事をする意味がわからなくなってしまうと、前向きになれませんよね。
私は外国人に日本語を教えていたときに「ちょっと教えるの失敗したかな」と不安になったことがあるのですが、学生に「これがあるので分かります」と教科書の解説本を見せられて「そもそも私が教える意味って・・・」とネガティブモードになったことがあります💧
今の業務がやりたいものじゃない
もし仕事や担当業務が自分のやりたいことではなかったら、その時間を前向きにとらえるのが難しいですよね。
業務の一部ならまだしも、その時間が多ければ多いほど「仕事=やりたくないこと」の印象が強くなってしまいます。
「成長する仕事がしたいのに・・・」「こんな業務ばかりするのは苦痛・・・」そんな思いを毎日かかえていると、希望を見いだしづらく暗い気持ちになってしまいます。
会社に裏切られた
「前言ってた話と違う!」「従業員としてぜんぜん大切にしてもらえない・・・」
そう感じると、怒りと悲しみでいっぱいになり「こんな会社に通っている自分の状況を変えたい」と思うようになりますよね。
感情的にも疲れるし、もしすぐに辞められない状況であればやる気も奪われてつらい毎日をおくっている人もいるかもしれません。
私も、以前聞いていた話と違ったり、「会社にずるく利用されているのでは」という感覚を持っていたときは気力が湧きませんでした。でも私がその仕事を辞められたように、あなたも今の現状から脱出できるはずです!
希望を持ちつづけて行動を起こしていきましょう!
毎日同じ業務の繰り返し
考えることや作業が同じ業務をくりかえしていると、毎日同じように感じられて張りのない生活をおくってしまうかもしれません。
その作業や業務に工夫したりすれば楽しくなると思いますが、ほかの業務も忙しく、同じことをくりかえすだけで手いっぱいの状態だと心が消耗してしまう人もいるかもしれません。
私も精神的な余裕がなくて工夫する気がおきず、業務のやり方がいつも同じになっていたときは「同じ毎日をおくる自分」にも疲れていたかもしれません・・・。
理由② 職場の環境がブラック
仕事内容だけじゃなく、環境も非常に重要です!
環境が良ければつづく仕事もあるし、環境が悪くてやめてしまう仕事もあるくらいですもんね。
喜びが少なく、ストレスしかたまらない
自分のやりたいことがやれず、やりがいも成長もなく、自分の納得がいくように業務ができていない状態で過度にストレスばかりが積み重なっていくと気力もなくなってしまいますよね。
そのような環境を「受けいれて頑張らないと」と考えてしまうのも、つらい状況だと思います。
職場の空気や人間関係が悪い
ブラックな環境で働いていると、心がすさんでしまったり人を気遣えなくなってしまうことがあります。
職場の空気がそうなってしまうと、出勤するのもつらいですし気持ちも重くなります。
「最近イライラしてばかりだし、ずっと憂鬱・・・」と自分に対しても感じてしまうとなおさら悲しい気持ちになりますよね。
私が働いていたところでは体調不良者が多く、咳をしている人もいました。
「ストレスで免疫力が落ちてしまったのかも・・・」と思っていましたし、早く辞めたい気持ちでいっぱいでした!笑
仕事を辞めさせてもらえない
本来は「退職届」を出したら必ず退職できます。
しかし、「退職の相談」というかたちでこちらが職場への気遣いをもって話をすると、引き留められることもあります・・・。
「お世話になったから」「辞めるまでに人間関係もあるから」と考えてしまう人も多いと思いますが、それをねらって仕事をやめない流れにしてくる職場はあるかもしれません。
わたしが以前働いていた職場はすぐに辞めさせてくれようとしませんでした。
違う機会に話と違うことがあったので、退職届を出して無事に辞めることができました!
理由③ 八方ふさがりな状態
「この状況がつらいのに、どうやって抜け出したらいいかわからない・・・」
そう思ってあきらめてしまうと、さらにつらい気持ちが続いてしまいますよね。
人それぞれ事情があって難しいかもしれませんが、今の状態が苦しいなら、自分の進みたい方向へ希望をもって進むべきです!
きっと解決策はありますし、本当につらいのなら会社に許可をもらうのではなく「退職届」を出して確実にやめてしまっていいのです。
会社は代わりを雇えるけど、あなたに代わりはいないのですから。
精神的に本当にしんどければ心療内科に行こう
「心療内科」「精神科」と聞くと、身構えてしまう人が多いと思います。
しかし私が行ったクリニックは評価も高く、待合室はきれいでお互いの顔が見えないよう配慮されているところでした。
先生も優しく話をきいてくれて最初こそ薬を出してもらったものの、それ以降はなるべく薬を使わないようにしていってくれました。
クリニックも忙しく、先生も人間なのでなかなかカウンセリング並みに話を聞いてもらうのは難しいかもしれませんが、評価や口コミを調べて「良さそう」と思ったら予約して行ってみてください!
本当に自分がつらい状況にあるときは、迷わず助けを求めることが大切です!!
↓私が以前抑うつ状態になった時の初期症状を書いています。これにあてはまらなくても無気力でつらい日々をおくっているなら、心身を崩してしまう前に病院も考えてみてくださいね。
【体験談】抑うつで心療内科/精神科に行った時の初期症状4つ – NEKOKINI
休職した際に、病状によっては給付金をもらうことが可能な場合があります。
経済的に心配な場合はそういった制度も使ってみてくださいね。
仕事に疲れて何もしたくない状況の対処法
「もう何もしたくない・・・」と思っているときは、気力が奪われてしまってつらい状況にあると思います。
すでに頑張ってきたあなたなのだから、そんなときは頑張りすぎず自分を労わってあげてください。
環境や仕事内容が悪く、変化が望めないのなら辞めるのがおすすめです。
心身を病んでしまう前に、自分を大切にした選択を取ってほしいです。
対処法【大前提】まずは休みを取って自分を甘やかすところから始めよう!
有休があれば連休を取ろう。理由はなんでもOK!
「仕事がお休みの日はうれしいけど、すぐに終わってしまう」「十分に休んだ気がしない」と感じている方も多いかもしれません。
もし有給休暇があれば、それはあなたの権利なので使ってみましょう!
有給取得は言いづらい方もいるかもしれませんが、あなたは頑張ってきたんです。誰が何と言おうが、休んで大丈夫です!
それに休むことでリフレッシュできて、仕事を辞めるにしても続けるにしても前向きに考えることができるでしょう。
できるだけ連休を取って、ぱーっと遊んだりリラックスできる予定をたてましょう!
「趣味の選択肢を知りたい!」という方はこちらをご覧ください。
この記事のなかで、一人で過ごせる癒し系の趣味をやってみるようにしてみてください!
「真面目編」や、刺激のある趣味は疲れてしまうので避けた方が良いと思います。
🔹一人で充実25選!お金を使わない休日の過ごし方【ぼっちでも貧乏でも楽しめる】 – NEKOKINI
仕事後は頑張るのを停止して好きなことをしよう。
勤務後に仕事のことを考えたり、最低限ではない+αの残業をしたり、自分の勉強をしたりしていませんか?
元気があるときならいいですが、「何もしたくない・・・」と思っている今の状態で頑張ってしまうのは自分に無理をさせてしまいます。
あなたは限界に近い状態かもしれません。
そんなときは最低限の勤務時間だけがんばって、残りの時間はあなたの心身の回復のために思いっきり好きなことをしましょう。
自分を幸せにすることを仕事だと思ってみてください!
頑張るのは最低限にして、やりがいや楽しい部分の比重を大きくしてみよう。
頑張り屋さんの人ほど、高いクオリティを求めて業務をしていると思います。
しかし今は休むことが大切なので、業務でもがんばりすぎず最低限必要なことのみするようにしましょう。
そしてその分、やりがいに感じられる業務や「楽しい」と思える作業に意識を向けてみましょう。
例えば「お客さんとの会話が楽しい」と思っている人は少し多めにその時間を取ってみたり、資料作成が好きな人は少し凝ったものをつくってみたり・・・
対処法① とりあえず仕事を辞めずに続けたい場合
私は心身を崩す環境がつづくようなら早めに逃げて、自分の望む環境に行くのが一番だと思います。
しかしあなたを苦しませている状況を改善できそうだったり、無気力にさせる要因が一時的なもので「とりあえず少し仕事は続ける予定・・・」という場合、このような対処法を試してみてください。
十分に休んでストレス解消をすることがまず第一なので、対処法にすすむのは休んでからにしてくださいね!
この仕事を始めた目的を思い出そう
疲れやストレス要因などでつらさでいっぱいになってしまうと、マイナスの部分しか見えなくなってしまいますよね。
しかしこの仕事を選んだときのあなたは、目的があって選んだのだと思います。
その目的を思いだしてみましょう。
この仕事を始めた目的や緊張、やる気を思い出すことで、前向きに取り組む気持ちになるかもしれません!
この仕事を始めて、得たものを書き出してみよう
私は特にマイナスなことばかり目についてしまいがちなのですが💧、自分が得ているものを書き出してみると「自分は恵まれていたんだ」と認識することができます!
当たり前のことでも大丈夫です。
「お金がもらえる」「同僚の○○さんは優しい」「○○について経験ができる」など、意外とプラスのことが出てくるかもしれません。
書きだしたものを認識すれば自然と感謝の気持ちがわいてきて、「いやな仕事も自分の見方しだいなのかな・・・」と思えるかもしれません。
仕事にやりがいを持てないところを割り切ってみる
仕事には「やりがい」や「成長できる環境」があるべきだと思う人もいれば、お給料は「我慢料」であり「お金を稼ぐための手段」だと考えている人もいます。
私はどちらも正しいと思います。
もし割り切れるのであれば、やりがいを感じない部分を「稼ぐためには仕方ない」と受け入れてみるのも手かもしれません。
ブラックな環境や自分がだめになってしまいそうに感じる場合は、無理して割り切らずに早めに辞めるのがおすすめです・・・!
対処法② 仕事を辞めて転職したい場合
仕事をやめて転職したい場合、「働きながら転職活動する場合」と「辞めてから転職活動する場合」があります。
経済的にリスクの少ない前者のほうがおすすめされている印象がありますが、もし本当に限界ならすぐに辞めてしまうのも大切です。
働きながら転職活動する
働きながら転職活動する場合は、今から準備を始めておきましょう!
まず大切なのは、「自分が仕事に何を求めているか」だと思います。
価値観がぶれた状態だと、今と似た環境の会社に転職してしまうこともありえます。
無料で使える自己分析ツールもたくさん出ているので、利用してみましょう!
面談をして求人を紹介してくれたり、職務経歴書の添削などをしてくれる転職エージェントもあります。
今の仕事を続けながら効率よくサポートしてもらえるのは魅力的ですよね。
限界だったら、すぐに辞めてしまうのもあり!
辞めてしまって完全に収入が途絶えてしまうのはリスキーですよね。
転職をめざす場合は転職までの期間、アルバイトや派遣社員などをすることで生活に必要な金額を稼ぐことも可能かもしれません。
そのためには一度自分の出費を見なおして、月いくらあれば生活できるのか金額をだしておきましょう。
面接のために使える時間帯を出すために、最低出勤日数や時間をふまえた募集を探すのがいいと思います。
長期化するおそれもなくはないので、絶対正社員として転職したい人は働きながら転職活動するほうがいいかもしれません・・・。
「失業手当」などの国の給付金や手当で使えるものは使ってみましょう!
ただ、それぞれ条件があるので調べてみて自分の状況にあったものを選びましょう。
働き方の選択肢はたくさんある
「もう八方ふさがりの状況で、どうしょうもないからあきらめるしかない・・・」
そう思っていたとしたら、ぜひ視野を広げて働く選択肢をもっと見つけてみてほしいです。
フリーランスとして働いたり、在宅ワーカーとしてクラウドソーシングサイトで案件を獲得してみたり、牧場の求人を探してみたり、地方に移住して生活費を抑えながら少ない収入で生活する・・・など様々な選択肢があります。
人によって求めるものが違うと思いますが、自分にあった働き方が見つかるはずです。
暗い毎日にいても、絶対に抜け出すことができる。そう信じて自分の幸せのために生きる選択肢を見つけてください!!
仕事で考えすぎてしまったり、気をつかいすぎてしまう人はこちらの記事も見てみてください。
「仕事で考えすぎてしまう人が抱えがちな悩みとは?」の項目で、いろいろな悩みに関しての記事もまとめています!
【生きづらさへの対処法も】ミスしてもあなたの価値は変わらない。「仕事で考えすぎてしまう人の悩み」 – NEKOKINI
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